Emergency and Critical Care Medicine救急集中治療医学
Simulation Training
当院の小児重症患者の受け入れ数は増加傾向であり、院内シミュレーション研修も積極的に開催しています。当院高度救命救急センターでは小児チームを結成しており、看護部と共同で、実際に対応した症例の経過を元にシミュレーション研修を若手医師/看護師を中心に定期的に行い、日々の診療に活かしています。
救急車応需から初期対応まで、時間を測りながら、使用物品の準備は全て実際に行い、できるだけリアルに近いシミュレーションを心がけて、緊張感を保って行っています。
受け入れ態勢ができたところで乳児の模型が搬入され、実際の重症患者に対応するように気管挿管や静脈路(骨髄路)確保、薬剤投与、心臓マッサージ、除細動なども全て実際にやっている感を出して時間をかけてシミュレーションを行います。
また、救急車対応だけでなく、ICUや院内急変に対するシミュレーションも行います。
様々なシチュエーションを想定し、対応できるよう練習することで、実際に発生した時の混乱を少なくすることが目的です。
初めはあたふたしていた彼も1年後にはこうなります!!
大切なこどもを守るのは大人の役目です。
ぜひ、当院で研修して、一緒にこどもの命を救いませんか?