Emergency and Critical Care Medicine救急集中治療医学
Resident Program
救急医学会ホームページにも掲載されています。
当プログラムは広島大学病院及びその連携施設で構成されています。基幹病院である広島大学病院では、小児を含む重症救急患者の初期診療及び集中治療、ドクターヘリを中心に修練を積むことができます。また、外傷四肢再建学講座と協働することで外傷整形外科領域を学ぶこともできます。ER型救急や外傷外科領域の研修は各自の希望に応じて、多彩な連携施設を選択することで幅広いニーズに応えることができます。
広島県唯一の高度救命救急センターとして、県内の重症患者を内因・外因問わず受け入れています。また、院内重症患者のICU及び院内急変対応チームも運営しており、院内の救急集中治療領域も当科でカバーしています。年間約1900件に対応し、重症救急初期診療及びその後の集中治療管理を学ぶことができます。ほぼClosed ICUとして運営しているので、全身管理や治療方針の決定は当科が主体的に行っています。
広島県にはこども病院が未整備のため、小児の重症救急患者も当院で受け入れています。呼吸不全や敗血症、脳症や痙攣重積、外傷、などを中心に年間70例程度対応しています。
事前の勤務希望に沿って、当直や休日を決定します。当直は週1回程度で、シフト制なので当直の前後に勤務することはありません。週40時間程度の労働時間で、約週2日の休日は確保されます。夏季休暇7日、冬季休暇5日の年2回は長期休暇を取得できます。
女性医師が多く、2021年10月現在で7名在籍しています。妊娠・出産へのサポートも可能です。また、広島大学ふるさと枠の医師も増えつつあります。
外傷四肢再建学講座が2020年4月より開設され、外傷診療を協働しているので、整形外科外傷症例の手術参加が可能です。
3年間の研修期間の内、1年間は広島大学病院で研修を受けて頂きます。もちろん、希望に応じて当院での研修期間を設定することができます。
主な研修医療機関:倉敷中央病院、広島市民病院
主な研修医療機関:県立広島病院、広島赤十字・原爆病院、京都第二赤十字病院、長浜赤十字病院、など
県立広島病院ではドクターカー研修も行うことが可能です。
主な研修医療機関:NHO呉医療センター、など
大阪母子医療センターや北九州八幡病院での短期研修の実績があります。
研修内容やその他ご質問、見学の希望など、なんでも気軽にお問い合わせください!
広島大学病院救急集中治療科
医局長 太田浩平
メールアドレス:kota[atmark]hiroshima-u.ac.jp
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